ここからここまで個人の感想

オペラグラス重課金のススメ

オペラグラス微課金勢のブログです(誇大広告)
 

折角はてブロを始めたので、現場通いのオタクらしく、自分自身のオペラグラス使用遍歴をまとめてみました。なんとびっくり6,500字もあります。

あくまで主観によるまとめとその感想であり、数値に基づく話はほぼしておりませんので、しっかりした双眼鏡レビューをお求めの方は有名ブログをご参照頂けますと幸いです。
双眼鏡に興味はあるけれど、他のオタクはどんなものを使ってるんだろうと気になる方向けのブログです。

ただ、真面目に双眼鏡について悩んでここに辿り着く方もいらっしゃるかもしれませんので、個人的な双眼鏡選びのポイントだけ最初にまとめてみました。

・悩んだら取り敢えずVixen
・自担を見るなら30mm以上のレンズが◎
明るさが25あると世界が変わる
・良いオペラは重い事が多い
腕は鍛えよう
・相談するなら秋葉原有楽町
・試すだけなら郊外の大手家電量販店が穴場
※都心の電気屋さんよりもフロアが広いので使用感が分かりやすい

個人的にはざっとこんなところでしょうか
他にも気にしておいた方がいいポイントなど御座いましたらご教示くださいませ!
 

ここから本題のオペラグラス使用遍歴に入ります。
過去6台程使用してきた為長くなりますが、暇潰し感覚でお付き合い頂けますと幸いです。
 

<1代目>Kenko:New AERO 10×21 UV(シルバー

New AERO 10×21 UV(シルバー) | ケンコー・トキナー

Kenko 双眼鏡 New AERO 10×21 W ポロプリズム式 10倍 21口径 ワイド UVカットコーティング シルバー 976326
 

希望小売価格:オープン(2,500円程度)
倍率      :10倍
対物レンズ有効径:21mm
実視界     :6.5度
1000M先視界  :118m
明るさ     :4.4
大きさ     :82×40×102mm
重さ      :175g

■使用感
小さくて軽くて持ち運びやすい初心者向けの双眼鏡。値段を考えると可もなく不可もなく使いやすかった記憶があります。観劇中に何度か落としてもびくともしなかったので、屋外で使っても良さそう。ただ、ちゃんとした10倍の双眼鏡を買うつもりなら、諭吉を携えてもっと高い価格帯の双眼鏡を検討する方が絶対に良いです。私は半年程お世話になりました。

■更に個人的な感想
私が初めて触った双眼鏡。
初めてテニミュにお誘い頂いたのがTDC3バル下手サブセン後列というちょっと微妙なお席。劇場に手ぶらで現れた私を見かねた友人が貸してくれたのがこちらでした。
これが噂の観劇用課金武器かと思いながら覗くと、思ったよりも綺麗に役者さんの表情が見えて驚きました。小劇場をメインに観劇してきたオタクにとっては面白い玩具を手にした気分で面白い!
その後紆余曲折を経て若手俳優オタクに転がり落ちた私は、一度触ったこともあり値段も手頃だという理由でこのオペラを購入しました。初めての選択としてはまあこんなところでしょう。
このブログを書く為に久々に引っ張り出して覗いたのですが、高解像度の自担を求めるオタクには向かないかもしれません(2018年9月現在、生産終了しているようです)

 


<2代目>Kenko:7×20FMC HG

7×20FMC HG | ケンコー・トキナー

希望小売価格:オープン(8,000円程度)
倍率      :7倍
対物レンズ有効径:20mm
実視界     :8.2度
1000M先視界  :144m
明るさ     :8.4
大きさ     :48×81×111mm
重さ      :261g

■使用感
初代と比べるとめっちゃ見やすい!!!!!
最初に買った双眼鏡はなんだったんだと思うレベルの鮮明度。今になって考えてみれば、そもそも初代双眼鏡の明るさが低すぎる。値段も大きさも可愛らしく、大きさも程良くしっかり握りやすいので、しばらく現場で愛用しました。今考えても値段のわりにそこそこコスパが良かったです。

■更に個人的な感想
若手俳優オタクを続けてしばらく経った頃、現場にオペラを持っていくのを忘れ、急遽マチソワ間に渋谷のビックカメラで購入しました。購入時に気を付けたのは倍率と予算のみ。都内の劇場であれば6倍程度で充分という判断でしたが、7倍の双眼鏡ってちょっと珍しいかも。
この双眼鏡を使って観劇したソワレ公演はマチネとは全くの別物と思えるレベルで見やすく、想像以上に推しのお顔がハッキリと見え、思わず構えたオペラを秒で下ろした思い出があります。倍率は下がったけれど、明るさとレンズの良さは上がったので結果的にめちゃくちゃハッピーでした!
 

<3代目>Kenko:Avantar 8×25 DH WP

Avantar 8×25 DH WP | ケンコー・トキナー

Kenko 双眼鏡 Avantar 8×25 DH WP 8倍 25口径 ダハプリズム式 2軸式 AVT-0825DW
 

希望小売価格:27,000円(税別)
倍率      :8倍
対物レンズ有効径:25mm
実視界     :8.2度
1000M先視界  :143.4m
明るさ     :9.6
大きさ     :111×106×39mm
重さ      :298g
その他     :防水

■使用感
店頭では20,000円程度で見かける双眼鏡。
軽いし丈夫だし日本製で防水までついている優れものだけど、これは屋外使用向けの商品。レンズが小さいので明るさは低め。とにかく持ち歩きやすさと丈夫さが売りだったと記憶しています。この予算で観劇用の双眼鏡を探すのであれば、他にもっと良いものがあると思います。個人的にはコールマンの8倍がおすすめかなぁ(コールマンについては後ほど記載します)

■更に個人的な感想
観劇オタクとしては、正直失敗した買い物。
この時初めて双眼鏡選びを店員さんに相談しました。「女性には軽くて持ち運びやすいものが良いですよ」という口車に乗せられて購入したのですが、感想としては2代目の双眼鏡から見え方の劇的な変化はありませんでした。それもそのはず、カタログスペック上で大きな数値の変化はなく、視界が気持ち明るくなってレンズがよくなったなあくらいの感想しか抱けませんでした。
この時の反省点としては、双眼鏡選びの際、私が観劇ガチ勢という事実を店員さんに伝えきれなかった事です。もっとヤバオタアピールをしておくべきだった、反省。
観劇用としては物足りなさを感じましたが、実際に使ってみると持ち運びしやすいし鞄に入れっぱなしでも気にならない!平日でも鞄に忍ばせて会社にしれっと持って行ける!長時間推しを定点していても全く重さを感じないので、複数回入る公演では推し定点をする回を決めて観劇出来たりと、個人的に舞台観劇におけるスタンスを確立することが出来ました。今後観劇で使うことはないと思うけど、将来的に山登りするときにでも使いたいなぁ。そうだ、高尾山に行こう。
 

<3.5代目>OLYMPUS:Trip light 8×21 RC II

双眼鏡 Trip light 10×21 RC II / 8×21 RC II | 双眼鏡 | オリンパス

OLYMPUS ダハプリズム双眼鏡 8x21 RCII シャンパンゴールド 小型軽量モデル
 

希望小売価格:オープン(4,000円程度)
倍率      :8倍
対物レンズ有効径:21mm
実視界     :6.3度
1000M先視界  :110m
明るさ     :6.8
大きさ     :106×88×38
重さ      :190g

■使用感
現場では未使用ですが、つい最近3代目のAvantar 8×25 DH WPを買った私にとっては玩具同然のスペックでした。野外に繰り出すタイプの方が初めて買う双眼鏡としては良いかもしれないけれど、正直観劇オタクにはおすすめしないです。オリンパスさんは結局この双眼鏡しかご縁がなかったので、もう少し高い価格帯の双眼鏡も覗いてみたい。

■更に個人的な感想
当時何らかのプレゼント企画で頂いたけれど、当時の私には一番要らないタイプのオペラだったという少し苦い記憶があります。タイミングが最悪だった。軽くて細くて持ち運びやすい点は3代目とキャラが被っているけれど、見やすさやレンズの質は3代目には遠く及ばない。
現場に持っていくまでもなく今の私には不要だと理解し身内で譲渡先を探したところ、母がスポーツ観戦用に使用して下さいました。アクティブな母は普段から鞄も小さく荷物も少ないので、このタイプがあっていたし、マゼンタの色味も可愛く気に入ってくれたそう!私は観劇の邪魔にならないよう基本的に黒しか買わないので、需要と供給が釣り合ってよかった!引き取ってくれてSexy Thank you…!
 

<4代目>Vixen:ATREK II HR8×42WP

Vixen 双眼鏡 アトレックII HR8×42WP | ビクセン Vixen

希望小売価格:31,000円 (税別)
倍率      :8倍
対物レンズ有効径:42mm
実視界     :7.5度
1000M先視界  :131m
明るさ     :28.1
大きさ     :136×129×53mm
重さ      :695g
その他     :防水

■使用感
店頭では30,000円弱でお見かけする双眼鏡。
今まで買った中で一番に自信を持っておすすめできる双眼鏡。
数々のジャニオタさん若手俳優オタクさんがおすすめるだけあって、自担をしっかり高解像度で見るという意味ではその品質は折り紙つき。特に明るさが特徴的で、高倍率の防振双眼鏡を暗いと感じた人が使い分けする為に新たに買い直すことも多い機種という噂を聞いたことがあります。知らんけど。

■更に個人的な感想
3代目を使う傍ら、ネットのクチコミを検討し、カタログスペックの数値とにらめっこし、実際に店頭で使用して予算を少し上げ、かなり慎重に購入しました。今では私の一番の相棒のオペラです!

ATREK IIの8倍はレンズが32mmと42mmのタイプと二種類あり、値段も10,000円程変わるのですが、もし予算が許すなら断然42mmをお勧めしたい。ただ、遠征が多い方や腕力に自信の無い方はは32mmでもいいかも。この辺りになるともう個人の好みの違いになると感じます。
私がこのオペラを気に入っている点はとにかく明るさ!そこそこ遠くの席でも暗転中の推しがどんな動きをしているかが分かるのと、小さな劇場であればバミリまで見えてしまう。
約700gという重さは気になるかもしれないけれど、持ち方握り方さえ工夫すれば片手で持てる程度のレベルなので、ペンラやうちわ片手の現場でもバッチリ活躍してくれます。

どうしても重さが気になるという方は、私と一緒にH1フィットネスしましょう!!!
腕を鍛えて持ち方さえ工夫すれば700gなんてどうとでもなります!!!



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<5代目>Vixen:アトレックライト BR6×30WP

Vixen 双眼鏡 アトレックライト BR6X30WP | ビクセン Vixen

希望小売価格:13,000円 (税別)
倍率      :6倍
対物レンズ有効径:30mm
実視界     :8.0度
1000M先視界  :140m
明るさ     :25
大きさ     :115×160×540mm
重さ      :500g
その他     :防水、中国製

■使用感
店頭では10,000円程度でお見かけする双眼鏡。
軽いし安いしコスパが良い!6倍なので私はサブオペラとしてキャパ500前後の劇場で使用しています。TDCや武道館、フォーラムクラスであれば6倍でも充分いけるんじゃないかな?
8倍のちょっとお高いの双眼鏡を買える予算が無い方でも、倍率を6倍に下げて一諭吉握りしめれば、有る程度選べる範囲が広がると思うので是非一度ご検討下さい!

■更に個人的な感想
久しぶりの現場なのにオペラを忘れてしまい、急遽カタログスペックだけ確認して店員さんに相談することもなく5分で購入した双眼鏡です。オペラを現場に忘れて買うのも数年ぶり2度目で全然学習できていない。
この日はそこそこ遠い席でペンラを振ってたら推しから指差しファンサを貰い、オペラ越しに目が合った(気がした)ので、本当にオペラ買っていって良かった。ファンサは勘違いでも貰ったもん勝ちの宗教に入ってます。


<おまけ>Vixen:コールマン HR8×42WP

Vixen 双眼鏡 コールマン HR8×42WP | ビクセン Vixen

希望小売価格:オープン(20,000円程度)
倍率      :8倍
対物レンズ有効径:42mm
実視界     :7.2度
1000M先視界  :126m
明るさ     :28.1
大きさ     :137×127×520mm
重さ      :640g

私は実際に現場では使ったことないのですが、4代目のATREK II HR8×42WPを購入する際に最後までどちらを選ぶか頭を抱えたのがこちらの双眼鏡でした。20,000円で8×42mmの双眼鏡を買える。しかもかなり明るい!こちらも観劇オタクにはかなり人気が高いイメージがあります。
欠点を探そうにも防水がついてない所くらいしか見当たらないハイスペック双眼鏡。ATREK II HR8×42WPよりも50g以上軽いので、それが決め手になる人も少なくないとか。ちなみに私が最終的にATREK II に決めたのは、重さが気にならなかったのとレンズ越しの色味が好みだったからです。
 
 

長くなりましたがこんなところでしょうか。
人様におすすめするなら間違いなく4代目のATREK II HR8×42WP5代目のアトレックライト BR6×30WP、購入こそしてないけれどコールマン HR8×42WPの3択です。ただ、正直性能が微妙だと感じた双眼鏡にも多くの現場で助けて頂けたので、今となっては全て良い思い出です。
私は友達よりもオペラを買い換えるスパンが早いオタクなのでたくさん失敗もしたけれど、その分購入する時に相談したり真剣に考えることにより双眼鏡というコンテンツが好きになってきたので、それはそれで良かったです!

今のオペラでも充分満足しているけれど、今後自担がもっと広い会場に立つこと考えると、もう少し高い倍率の双眼鏡も検討しておきたいなぁ。某大手家電量販店の双眼鏡フロアの店員さんに今使っているオペラのスペックと予算を提示して相談ところ、今の流行りとオススメのオペラを教えて頂けました。自担のドーム公演が叶った暁にはまた新しい双眼鏡を迎えにいきたい!!


たくさん書いてきたけれど、世の中にはもっと高い価格帯の双眼鏡が山ほどあるし、明るさを捨てても絶対に防振が良い方もいるし、8倍なんかじゃもの足りないと思う方も多いと思います。
双眼鏡は決して安い買い物ではないので、ネットの口コミや詳しい店員さんの意見を参考にしつつ、最終的は自分自身の好みとこだわりを理解した上で選べようになるのが一番良いかもしれません。私は今後も明るさとレンズの大きさだけはこだわる気がしています。
数値ではなく主観のみのブログにはなりましたが、少しでもこれから双眼鏡を購入する方の参考になれば嬉しいなぁ。


皆さんも良いオペラを持って良い現場をお迎えください!